療育のすすめ
5歳になったころ、保育士から、「少しお友達よりも理解力が遅く、昨日していたことができなかったりするようなので、一度療育の検査行った方が良いのではないか。」
と言われました。
その頃の私は、てんかんについて自分なりに理解もしていたので、娘が脳に問題がある事は解っていました。
今後何かの障害が出る可能性も予測していたので、療育の提案されたときは、何の迷いもなく、むしろ気付いてくれたことに感謝しました。
保育士いわく、療育の提案はとても難しく、不快感をあらわにする保護者もいるそうです。
5歳の頃の発達の遅れは、病的なのか個人差の範囲なのか区別しにくいのはわかります。
療育=病的な発達の遅れ というイメージありますよね。
でも、はっきりとどちらかわからないのなら、療育を受けさせるデメリットはないと思います。あるとすれば、自分のプライド的なものかな。(療育なんてうちの子には関係ないし、少し発達が遅いだけと思いたい。←我が家のパパもどちらかというとこっち派
ですが、なんとか説得しました。)
療育の検査の結果は、IQは少し低めで、出来ることと出来ないことの差か大きいとのこと。
目で見たもの(文字や絵などの理解)はとても良いが、想像しながら考えること(ゲームのルールの言葉での説明や絵カードを順番に並べることなど)は標準値よりは低いとの結果でした。
検査して、苦手なことがはっきりとわかり、どのようにしていけばよいかわかりました。
保育士にも、ゆっくりと説明してもらったり、絵で説明してもらったりと、対応をお願いするこもできるようになりました。
16歳になった現在も、学校での対応に役立っています。